母子の関係

  • 2007/10/23(火) 09:40:39

昨日、私の実家の母から電話があった。

だいたい2週間に一回ペースでかかってくる。関西にいる頃は、近くにいるにもかかわらず、ほとんど毎日かけたりかかってきたりした。

これを聞くとすごい仲の良い母子だなあと思われるかもしれない。でも実際はそんなことないのだ。たぶん。

関西にいる頃は、私自身が親に依存していて、親離れ出来ていなかったからかな。三人兄弟の末っ子ですごい甘やかされたけど、今思えば甘やかすって一種の育児放棄だと私は思っている。もちろんそこには愛情があるから放棄ではないにしろ、上二人には割りと厳しく、習い事もしつけもきちんとしてきたように思う。でも私にはただただ、可愛いだけで、きちんとしつけなり世間の常識を教えてはくれなかった。

だからいつまでも挨拶とか礼儀とか、出来ずにきたな。それって本当に子供のためとはいえないよね。結婚してからほんとに苦労したんだから。

母は、もうかれこれ8年くらいずっと神経症を患っている。いや神経症かどうかも分からない。更年期障害からくる不眠症を引き金にうつになり、強迫神経症になり、一時はほんとに痩せこけて、かわいそうなくらいやつれた。私達家族も毎日毎日母の病状について話し合い、どうしたらいいか、どこの病院に行けばいいか、何軒も病院をはしごしては辞めの繰り返し。母は一向に良くはならなかった。

一時、うつの薬で快方に向かった。しかし良くなったからといって薬嫌いの母が勝手に薬を止めてしまった。それに加え、名古屋にいた兄夫婦が転勤で関西に戻ってきた。今までは遠くにいたから嫁姑もうまくいってたのに、近くに住んだために妊婦の嫁を気遣い過ぎて、またおかしくなってしまった。

それから8年。長すぎる病気にいちばんあきらめていたのは母だろう。
ほんの半年前、ネットで見つけた精神科に行ってみたらと、予約を入れた。それが転機だった。最初こそ、先生に不信感を抱いていた母も薬が合ったのか、次第に不安感が消えていったという。うつの薬も良く効いて今では大分眠れるらしい。強迫神経も少しはマシになってきたと・・・

母の長い病気との闘いは、書ききれないくらいいろんなことがあった。
もう死ぬまで治らないかなあとあきらめもあった。でも次第に電話の声が明るくなっていく母を、ほんとに良かったなと思う。

でも相変わらず、まともな話は出来ないでいる。強迫神経症になってから、人との会話がとても気になるらしく、いつも自分の話を一方的にしてがちゃんと電話を切る。それでいいんだけど、いつもちょっと悲しくなる。昔から母とは会話をしてこなかったけど、もうこれからもずっと普通の会話をすることはないんだろうなあと思うと・・・

友達で母と一緒に買い物に行ったり、旅行に行ったりしたなんていうのを聞くと、ほんとに羨ましいのだ。



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